2010年11月29日

久しぶりの映画鑑賞…といってもDVDだが(笑)

え〜、ここ最近好き勝手に生きているmasaなわけですが(笑)、先日ひさ〜しぶりにレンタル屋に行って5本ほど一気に借り、一気に観た。
借りた映画は以下の通り。
・七人の侍
・2012
・シャーロック・ホームズ
・アイ・アム・レジェンド
・ゴッドファーザーPartT

…何という脈絡のなさ(笑)
そして、「お前これまだ観てなかったんかいっ!」とツッコミたくなる作品もちらほら。

そんな中の一本に「世界のクロサワ」の作品もあるわけで。
これはやはり、どうしても観なければならない映画だと前から思っていたのだけど、そういう映画だから余計に「いつでも観れるから」と言ってダラダラと観なかったりする。
そこで、今回一念発起(笑)して、観ることにしたわけ。

なんで、今までこの映画を観なかったのか、大変後悔した。
この世界観、素晴らしい役者、そして三船敏郎の群を抜いた存在感。
この映画はモノクロでなければならない。カラーは絶対にいけない。
技術的にどうのこうの、ということを除いてだ。
端役の、それも髪の毛一本一本の先まで、すべてがリアリティに溢れている。
黒澤映画、凄すぎる!

ちなみに他の映画はというと…

同様に素晴らしかったのが「ゴッドファーザー」。
これももっと早く観ればよかった。PartUも楽しみ。
ドンパチ打ちまくるのかと思ったが、意外とそうでもないね。
マーロン・ブランド(不覚にもこの人知りませんでした…)渋すぎ。
アル・パチーノかっこえぇ〜(笑)

「アイ・アム・レジェンド」は職場の同僚にすすめられて観た。
これも、面白い。
画期的なガン治療薬が開発されたが、投与された人間の体内で突然変異し、空気感染する極めて致死率の高いウイルスとなってしまう。生き延びた人たちはわずかで、しかもそのうちのほとんどが「ダーク・シーカー」と呼ばれる凶暴で紫外線に弱いが身体能力の高い野獣のようになってしまい、正常な人間たちを襲って食べてしまう。
そんな中、ニューヨークでただ一人正常な人間として生き残ったウィル・スミス演じるネビル博士が愛犬と共に孤独な戦いと治療薬の開発に挑む…そんな話。
観ながらちょっとだけ「ブレイド」を思い出した。
紫外線に弱いので、昼間は出てこない。まぁ、吸血鬼のようなもんだね。
ウィル・スミスの演技が良くて、アクションというよりヒューマンな部分、つまり内面的な要素の濃い作品だなぁと感じた。だから面白いと思ったのかな。
ウェズリー・スナイプスも見習ってほしいもんだ(笑)

シャーロック・ホームズは純粋にエンターテイメントとして楽しめた。
ただ、小説やNHKでやっていたシャーロック・ホームズとはかなり違う、異色な作品。
だって、ホームズが武骨で筋肉質で決闘やっちゃうし(笑)
NHKでやってた繊細そうなホームズとはエライ違いだ。イメージぶち壊し!
もっともワトソン君も美男子じゃなくて小太りのおっさん(笑)だったっけ。
どちらかというと、俺はNHKの方が好きだが、これはこれでよし。
何より、ジュード・ロウが、なんというか、同性から見てもうっとりする位カッコイイ。
俺はホモじゃありませんので念のため(笑)
内容的には特筆すべきことはないけど、続編があるようだし、是非観てみたい。

最後の2012は駄作。
いや、訂正。一般的には面白かったと思う。映画館で観ないとダメだね、この手は。
俺はもうローランド・エメリッヒの作品は観ない方がいいな(笑)
スケールのデカさはいいんだけど、無理やりつなぎ合わせたようなストーリーはちょっとねぇ。
大体、なんでラマ僧が箱舟に忍び込むルート知ってるの?
ストーリーの間が飛びすぎで興ざめしちゃったよ〜
役者の演技はなかなか良かったのに、残念。

たぶん、歳とったせいか、こういう「人類の危機」モノより、人間の内面を描く映画の方がグッとくるんだろうな。
食べ物同様、映画も好みが変わってくるんだなぁ(笑)

そんなわけで、久々の映画レビューでした〜
posted by masa at 00:38| 埼玉 ☁| Comment(0) | 映画な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

プラトーン

実は、俺はまだ「プラトーン」を見たことがなかった。
DVD自体はあるのだが、なぜか見ようとすると出かけねばならない用事ができたり、他のものを観てしまったりと、ついつい後回しになっていた。

基本的に戦争映画自体、あまり観ない。「ブラックホーク・ダウン」くらいだろうか。
なぜかは、わからない。ただ戦争そのものを直視したくない、甘ったれた気持ちも、あったかも知れない。
甘ったれた気持ちと書いたのは、現実世界ではあちこちで「戦争」ないし「戦争状態」な国や地域があって、何の罪もない民間人が次々と虐殺されている事実があるわけで、それらが現実にこの世界のどこかで起きているのだ、ということを「フィクション」ではありながら限りなくリアルに近い「映像」として心に刻み付ける必要から、逃げていたということだ。

「プラトーン」は、ベトナムに従軍したオリバー・ストーンの体験をもとに、前線で起きているリアルな戦争の現実を描き出している映画と言われている。
一体何のために戦うのか。正義とは何か。倫理とは何か。
そんなことを頭で考える間にも、生きるために敵を殺さねばならない。
人間としての理性など、どんどん失われていく。
敵方とみなされた村。村人は虐殺され、食糧は焼かれ、最後には村も焼かれてしまう。
希望は、戦争が終わるか、除隊の時がくるか、いずれか。
殺さなければ殺される。倫理観を尊ぶ先輩や仲間は、どんどん死んでいく。

実に現実感のある映画であり、戦争の悲惨さを余すところ無く描き出している。
有名な、手を空に大きく広げて倒れゆく兵士の姿に、俺は本当に強く心打たれた。
言葉では言い表せない、悲しみと苦しみと祈り。
そしてアメリカはイラクで再び過ちを犯し、アフガンに向けて兵をシフトしている。
そこで戦うアメリカ兵、そしてもちろん多くの国の兵士も、おそらくベトナムと同じ状況なのではないだろうか。

まるでノド元にナイフを当てられているような、そんな映画だ。
果たして同じ状況で、俺はどうなってしまうのだろうか。
やはり銃を片手に、敵に突進していくのだろうか…
そんなことをふと考えてしまった、今日の夜であった。
posted by masa at 01:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画な話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする